日々雑感45「こころ」

 体が汚れるってどういうことかい。僕たちはお風呂に入る。それは体が汚れてくるからだ。この汚れっていったい何だ。脂とホコリと、皮膚の老化したやつと、それらをエサにしているちっこい目に見えない生き物たちなんだろうけれど、まあ、まとめて垢といっていいんだろう。
 脂は皮膚の乾燥を防ぐためと皮膚を攻撃するいろんな生き物や生き物でないものから皮膚を守るためにしみ出してくるものだろうが、その他の怪しげな働きもありそうだ。
 皮膚からは水分も出てきて脂と混じり、ある一定の分量をこえると、水分の割合によって、よれて表面が乾燥しやすくなり、皮膚からはがれ落ちやすくなる。だけど、そうなる前に、僕たちはお風呂に入ってせっせと汚れとして落としてしまう。
 秘湯とかには傷ついた野生の動物が温泉に浸かりに来たといういわれを持っているものもあるが、獣は基本的には湯の風呂には入らない。砂や水やいろいろなもので汚れを落とす。外骨格の虫はどうか。あまり汚れた虫を見ない。ナメクジやかたつむりはどう汚れるのだろう。もっと小さくして、単細胞生物にとっての汚れってどんなものなのだろう。細菌類に至っては、最初から汚れないのかもしれない。きっと大きくなればなるほど、複雑な体を持てば持つほど汚れるんだろうなあ。たぶん心もね。ああ、もしかすると心自体が汚れなのか?
 細菌は心がない。生きる目的と手段はとが一つになって揺るがない。揺らぐのは僕たちの心ばかりだ。

★ホームページに戻る

どこにいるの? について

「がんばったら疲れる。疲れたら休む。休んだらがんばる。」ということにしておこう。
カテゴリー: 日々雑感 パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中