自己分析シリーズ8「ひとかぜふいた」

 大学三年生のときの詩だな。特別な人はいなかったので、小鳥のような人に瞬間だけど僕の心が揺らめいただけ。ぼくの頭痛の原因は将来のこと。どういう道に進むのか悩んでいたころだな。それが永久凍土をさまよう僕だ。当時、下宿には芳香剤もないから、リンゴひとつを置いていたのだけれど、甘い香りのリンゴと違って、レモンはほとんど香らなかったなあ。

「ひとかぜふいた」

ぼくの額にひとかぜふいた
さわやかレモンのひと風ふいた

 君は空からやってきて
 青い小鳥のさえずり
 しばらくは僕の周りで
 軽やかに舞ってみせるのだ

さわやかレモンのひとかぜふいた
永久凍土の頭痛を砕き
つづれ織りのぼくの視界に
君はカクテル光線を照射する

 小鳥のようにさえずる人がたまにいる。滅多にはいない。どうしてあのように心地よくさえずることができるのだろう。

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どこにいるの? について

「がんばったら疲れる。疲れたら休む。休んだらがんばる。」ということにしておこう。
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