心の断片28「烙印」

「烙印」

無我にして無垢
湿った絵画のような記憶の隙間を
時間だけが鎖のようにつなぎおる

無知蒙昧の10代は
腹なく手なく支えもなく
思い込まねば動かれぬマストのない帆船

20代は無軌道無限
冷酷なあみだくじをひるがえし
命と心の投げ売りの知らぬ構わぬひた走る

孤立無援の30代
修羅場修羅場に心血注ぎ
見えぬ聞こえぬ手探りの
あやとりの糸 千万の扉にかける

明日は家中の雨戸を閉め
読みさしの書物と少々の道具をバッグに
誰も足を踏み入れようとしない未開地へ向かおう
酔狂者の烙印を
この額の真ん中に押してもらうのだ
 

どこにいるの? について

「がんばったら疲れる。疲れたら休む。休んだらがんばる。」ということにしておこう。
カテゴリー: 心の断片 パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中