突然思い出したこと58「没・半魚人計画」①

 左ヒラメに右カレイ。例外もある。というよりも、「左ヒラメに右カレイ」自体が例外と言っていいのかもしれない。どうもこの方法でほぼヒラメとカレイを区別できるのは日本だけのようだ。日本以外では左ヒラメと右カレイの比率が異なるらしい。
 幼魚の頃に目が移動し始めるということなのだが、目だけが移動するはずはない。頭蓋骨の変形のおかげで目が移動できるはずだ。眼窩から目が飛び出て筋肉や視神経や血管を引きずりながら旅立つはずはない。
 体がまだやわらかい幼魚の頃にこの頭蓋骨の変形が起こるのは何となく分かるが、これをコントロールしている部分が分かれば、目が左右についた魚型の頭蓋骨の人間を作ることができるかもしれない。目が左右についている人間と目が前方によっている人間を組ませて戦闘活動を行えば、少人数で有効に防御と攻撃ができ、双方の無駄死にが減る。
 目の位置の変更だけでなく、魚眼レンズにする必要も出てくるだろうが、魚型の頭蓋骨人間は立体視を苦手とする分だけ、広い視界を得ることができる。一瞬の判断の速さが生死を分ける厳しい環境の戦場には是非いてほしい存在だ。彼らが増えれば、攻撃よりも回避の作戦行動が得意になり、愚かな戦闘も減少するかもしれない。しかし、裏目に出れば、彼の情報を元に、今以上の攻撃的な戦闘が繰り広げられるおそれがある。これは僕が考えているいくつかの半魚人計画のうちの一つだが、平和のためにはすべての人類が立体視できないようにする必要があり、あまりに現実的ではない。そのため提案前に没となった。
 
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