日々雑感156「108」

 今日は初出勤。長く生きていると、元旦に出勤するということもあるんだな。もちろん手当なし。だが、労働者意識が欠如しているので何とも思わない。たぶん僕の頭には目的しかないのだろうと思う。だから、煩悩は意識しないと感じない。
 除夜の鐘を108回つくのは煩悩の数だ。大ざっぱな説明では、眼耳鼻舌身意、色聲香味觸法で12、快、普通、不快で3、現在、過去、未来で3、つまり、12×3×3=108ということになるが、本当にそれだけだろうか。 僕はこれに自分、他人、家族の3をかけて324としたい。もちろん基本的には108の煩悩だ。でも、それを同じように抱えている家族や他人の存在を敢えて意識したいのだ。意識するのだから眼耳鼻舌身意の意に含まれるからやはり108だとか、種類としてはやはり108しかないなどとけちなことをいってはけない。今の時代で大事なのは何かを頭ではなく、心で考えざるを得ないような状況に一度でも陥った人間なら理解してくれるだろうと思う。
 除夜の鐘はゴーンという音で細かな説明を省略してしまった。この鐘の音をしっかり人間の言葉として伝える努力を僧侶は責任もって行っているだろうか。残念ながらそういう僧侶にお目にかかったことはない。もちろんお経で伝える努力をしている僧侶には何度も出会っている。でも、僕たちまだ不勉強の凡人にはまだお経は少し難しいのだ。

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「がんばったら疲れる。疲れたら休む。休んだらがんばる。」ということにしておこう。
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