どうなのだろうか。第四版130ページ「石車」の説明。
「大石を運ぶ車で、重量に堪えさせるため車体を低くし、四輪としたもの。修羅(しゅら)。」とあるが、ここは「修羅」を「修羅車」とした方がよいだろう。修羅といえばそり状の運搬用具であることが一般に広まっている上に、広辞苑第四版の「修羅」の説明でも、『大石や木材などをのせて運ぶ、そり状の道具。「-船」「-車」』 とある。
そり状のものも、車タイプも両方まとめて修羅というのだけれども、第四版の説明の仕方でいくと、「石車」の方の説明では、「修羅」とするよりも、「修羅車」としておいた方がよさそうだ。そうでないと、「四輪タイプのものが修羅である」というとらえ方になってしまうからだ。 ここで「修羅車」としておけば、「修羅」を調べた利用者が混乱することもなくなるだだろう。
学習者の混沌としたイメージをさわやかにするのが辞書の役目だから、広辞苑第六版ではそのようにしていくとよい。小さなことのようだけれど、まずは小さなことが大事なことだ。小事も文字どおり大事につながっているからだ。
「大石を運ぶ車で、重量に堪えさせるため車体を低くし、四輪としたもの。修羅(しゅら)。」とあるが、ここは「修羅」を「修羅車」とした方がよいだろう。修羅といえばそり状の運搬用具であることが一般に広まっている上に、広辞苑第四版の「修羅」の説明でも、『大石や木材などをのせて運ぶ、そり状の道具。「-船」「-車」』 とある。
そり状のものも、車タイプも両方まとめて修羅というのだけれども、第四版の説明の仕方でいくと、「石車」の方の説明では、「修羅」とするよりも、「修羅車」としておいた方がよさそうだ。そうでないと、「四輪タイプのものが修羅である」というとらえ方になってしまうからだ。 ここで「修羅車」としておけば、「修羅」を調べた利用者が混乱することもなくなるだだろう。
学習者の混沌としたイメージをさわやかにするのが辞書の役目だから、広辞苑第六版ではそのようにしていくとよい。小さなことのようだけれど、まずは小さなことが大事なことだ。小事も文字どおり大事につながっているからだ。