怪しい広辞苑111「広辞苑第六版」

 広辞苑第6版が来年1月11日に出版されるそうだ。めでたいことだが、どれほど改訂されているかが心配だ。
 広辞苑第4版から第5版にかけてなされた変更の中には不適切なものがあった。また、さらに改善すべきものや改善した方が好ましいものも多々あった。広辞苑第6版が出版される前に第4版の怪しいところをチェックし終えて参考にしてもらおうと思ったが、2か月後では間に合いそうにない。
 もっとも、広辞苑第4版が出版される前に、第3版の誤りを指摘したときに全く出版社からの反応がなかったということもあって、連絡を出版社だけに直接とるのはやめているので、別段〆切があるわけではない。今後も、ネットでこの「怪しい広辞苑」を拾い読みした人が自分で判断してもらえばよいという程度に考えている。
 この「怪しい広辞苑」では、広辞苑第4版の134ページまでの中で100項目以上の指摘をしてきた。その中には「明らかな間違い」から「表現を変えた方がよいもの」までいくつかのレベルがある。平成20年1月11日に発行される第6版では、それらがどのように改訂されているかを確認したい。
 ごく普通の多くの利用者が有効に使える辞書を目指すなら、ごく普通の利用者の声を参考にするのがよいと思う。その指摘が的はずれであっても、記述内容がどう受け取られる可能性があるかという参考にはなるはずだ。大辞林第3版よりも優れた最高峰の辞書となってもらいたいので、がんばってほしい。そうなれば、大辞林第4版の内容もよりいっそう充実するに違いない。
 今後の作業は次の通り。①これまで指摘してきた事柄を第6版で確認する。変更されていれば、その是非を考える。②第4版、第5版、第6版を比較し、途中で不採用となった語句の有無を確認する。もし不採用の語句があれば、新採用の語句と比較し、その是非を考える。③第4版を引き続き利用する人も多いと思われるので、135ページ以降も折に触れて目を通し、辞書を必要とするごく普通の人がどう受け取ってしまうかということを主に書き綴っていく。また、説明が奇妙であったり、言葉が足らずであった場合には、できるだけなされるべき説明を提案していく。たまにある間違いには正しい説明を示す。
 それにしても1月11日に発行予定されるということを「怪しい広辞苑111」に書くというのはどういう因縁であろう。

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