怪しい広辞苑157「第四版161ページ・稜威道別」

 広辞苑第四版161ページ「稜威道別」の見出し語の立て方。
 「稜威道別」は「いつのちわき」と読む。その次の見出し語は「稜威道別」でやはり「いつのちわき」と読む。
 このように「稜威道別」という見出し語を二つ並べるのはどういう理由からだろうか。最初の「稜威道別」は「威風堂々と道をおしわけゆくさま。」で、次の「稜威道別」は「日本書紀の研究書。橘守部著。一二巻。」と説明がなされている。
 見出し語で唯一異なるのは、語構成を示す「‐」だ。最初の「稜威道別」には「いつ‐の‐ちわき」、次の「稜威道別」には「いつのちわき」と「‐」が入っていない点だ。凡例の中では「見出し語の区切り」の説明に「語源を確定しがたい場合、また、語形の変化によって区別しがたい場合は、「‐」を付さなかった。」と説明されている。しかし、二番目の「稜威道別」について、語源を確定しがたいという理由は当てはまらないと思う。
 第一、同じ見出し語を並べて掲げるというのは、見出し語の掲げ方として不適切だ。これまでのように見出し語は一つにし、その中で①②と説明を並べるという編集方針を貫くべきだと思うがどうだろう。編集方針がいろいろであると、利用者としては何か意図があるのだろうと解釈することになってしまう。その意図をくみ取れればよいのだが、今回のようにそれが難しい場合には、逆効果となってしまう。
 いったい何をねらって同じ見出し語を二つ並べたのだろうか。僕の頭では説明してもらわなければ理解できない。第六版ではどうなっているのだろうか。

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