心の断片153「貧乏学生」

「貧乏学生」

廊下急げば
こうるさい
僕はここだと
鳴る小銭

小腹がすけば
生協の
おばちゃんくれる
あまり飯

木枯らし吹けば
図書館の
本にまぎれて
ひきこもり

夕立くれば
まな板に
雨水走る
台所

米がなければ
学友の
いもを半かけ
冬の道

ひもじくなれば
構内の
一人皆食う
根たんぽぽ

後に入れば
砂砂利の
少な腰湯の
他人風呂

夜中になれば
窓を開け
となりのラジオ
きく身分

下着たまれば
ポリバケツ
丑三つ時の
洗濯板

嵐が吹けば
合羽来て
資材置き場に
ある厠

朝が明ければ
枕元
誰が届けた
野菜箱

休みになれば
人恋し
転がり込んでも
二人連れ

二人が去れば
一人いて
そっと数える
空の星

どこにいるの? について

「がんばったら疲れる。疲れたら休む。休んだらがんばる。」ということにしておこう。
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