変な疑問97「国旗デザインの影響」

 国のシンボルである国旗のデザインはその国の人々にどのような印象を与え、どのような影響を与えているのだろうか。また、その国以外の人々にはどのような印象を与え、その国にどのような影響が返ってくるのだろうか。
 
「日章旗」の場合
デザイン…太陽
特徴①…寄せ書きができる。
特徴②…縦横裏どちらから見てもデザインの破綻が起きない。
特徴③…幼い子でも描きやすい。
印象①…真っ赤に燃える夕日(たそがれ)
印象②…ごはんの上の梅干し(倹約)
印象③…包帯からにじみ出た血(マゾ)
★デザインが与える印象や効果
 日出ずるところの国なのだから勢いのある朝日のイメージのはずだ。しかし、赤い太陽なのでどうしても夕日を思い浮かべてしまう。
 ただし、掲揚するときには朝日、降納するときは夕日、掲げられているときには天に輝く太陽として受けいれやすく、自然の動きに従った合理的なデザインとして評価できる。
 そこから自然体の姿勢をもった国という印象を与える可能性がある。周囲の国に対して自然体で接する国という印象だ。悪く言えば、己がなく、大勢に従う風潮。しかし、国は丸く一つにまとまっている。全ての方向に顔を向けている丸だが、そこは白地であって何もない。逆に言えば全てを受けいれる。
 「白地に赤く日の丸染めて」という歌詞があるが、白地は無色を示したものかもしれない。赤い日の丸だけを旗とするのは難しい。そこで、やむをえず白地の長方形の布にのせて竿に掲げるようにしたと考えられないか。これまで旗だと思っていた長方形の白布が急に台布に見えてきた。出征兵士への寄せ書きをするとき、無意識に赤い丸を避けたのも分かるような気がしてきた。
 ところで、反日感情の表現として日本の国旗を燃やすということが他国であるが、日本人は全く意に介しない。それはなぜだろう。
 法制化された後も日の丸を国旗として認めていない人が多いということだろうか。戦争責任を国民が感じているがゆえに、日の丸を国旗とすることを後ろめたく思う気持ちがあるということだ。それも理由としてはあるだろう。
 しかし、それは戦争責任をあまり感じていない若者には当てはまらない。単にそうした世代に育てられ、国とか国旗とか国家とかいうものに対する他国のような感覚を持たされていないというだけの話だ。
 ただ、今後他国と同じような感覚を国民が持つようになる時代がやってきても、この無反応は変わらないような気がする。それは、デザインが真っ赤に燃える太陽だからだ。いくら反日感情によって日の丸を燃やされても、本来の姿を強調するだけだ。どちらかと言えば、国旗を燃やされるとなぜかうれしくて元気が出てくるような気がするのも、国に対する無関心というよりも、このデザインが最も美しく見えるのが実際に燃えているときだからではないだろうか。戦争中は「一億総火の玉」という表現がなされた。日本人は燃えて消えてしまうことに美を感じてしまうところがあるのかもしれない。その感性をついたコピーだろう。もっとも、全員玉砕して死んでしまえば、最後は火の玉となって恨めしく出てくるしかない。
 他国から見ればマゾ的な手法で日本人は元気を出すということだ。こうした目で見つめると、いろいろ納得することが出てきはしないか。何とも恐ろしい国民だ。
 この国で他国がテロを行うには、アメリカを相手にするよりも相当の覚悟をもっていないといけない。今は腑抜けでも、一度燃え上がると不条理なマゾ的攻撃を全滅するまでやめないはずだ。なにしろつい先程まで軍隊に対して女子どもが竹槍ででも対抗しようという近代国家だったのだから。血というものはそんなに短期間で変わるものではない。だからこそ、がんばって自ら腑抜けになろうと努力している珍しい国だ。もしかすると、勝敗にこだわらぬ無敵の魂を失っている者など一人もいないのかもしれない。
 斜めになっていても勢いが下り坂だなどという感覚を持てない。裏返っていてもこちらを向いているという感覚しか持てない。幼い子でも簡単に描ける。しかも、一秒以下で描ける。こんな小さなことが、国に対する無関心さと無神経さにつながり、それが日本人の恐ろしい魂を育てているような気がする。これは心配しすぎだろうか。日本人が倹約し始めたことがきっかけとなって何かが起こりそうな感じがする。
 朝日の勢い、夕日の黄昏れなどは関係ない。誰も否定できない大自然の源である太陽。光だ。そこには平和や大地や産業の象徴もない。この原初的なデザインの国旗は国民にフレキシブルに生きよと言っている。なりふり構わず生きよと言っている。だからこそ、日本人は礼儀正しくなければならない。そして、伝統を重んじなければならない。そういう努力を怠ったとき、枷が軽くなり、太陽は暴走するのだ。

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「がんばったら疲れる。疲れたら休む。休んだらがんばる。」ということにしておこう。
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