心の断片268「酒のしきたり」

「酒のしきたり」

俺はせなかを蛇にして
うねうねと
頭を揺らす
ここの酒は 本物なのか
いつになく
足指ばかりが
どこまでも ほそ長く
景色は遠く
緑にかすむ
この妙な酩酊感

窓を閉め忘れたのが間違いだ
目に見えぬ
小さな運命の微粒子が
このどうでもよい体に
一から十までくい込み
そして
俺の色とりどりの内臓を
容赦なく締め上げながら言うのだ
途方もない計画を
でっち上げろと
これではもう
人間になるしかないじゃないか

明日のため
死ぬまで癒されることのない
罪に染め上げられた俺の魂を
自ら弔わねばならない

明日のため
この酒を飲む

どこにいるの? について

「がんばったら疲れる。疲れたら休む。休んだらがんばる。」ということにしておこう。
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