怪しい広辞苑246「馬面」

 広辞苑第四版246ページの「うまづらはぎ」のイラストはあるのに、見出し語「かわはぎ」のイラストがない。これはどういう種類の編集方針なのだろう。
 「体はカワハギに比べて細長く、吻も長いのが特徴で、名はそれに由来。」とある。普通の人ならば、この手の説明を読んだとき、「では、かわはぎはどんな姿の魚なのだろうか。」と思うだろう。そのように思って広辞苑で調べると、なんとしたことか、見出し語「かわはぎ」の説明はことばだけなのだ。どうしてイラストを載せないのだろう。
 「うまづらはぎ」のイラストを載せて、「かわはぎ」のイラストを載せない理由にはどのようなものがあるのだろうか。

①日本人にとって「かわはぎ」は「うまづらはぎ」よりも日常よく目にする(?)魚類であるから、イラストを載せる必要がない。

②「うまづらはぎ」の説明とイラストによって「かわはぎ」の姿が明確に(?)想像できるから、イラストを載せる必要がない。

③実は「うまづらはぎ」と「かわはぎ」の姿はとてもよく似ていて区別しにくい(?)。そのため、イラストを載せると、ことばで行う説明の方がまずいということがばれてしまうことになる。よって、イラストを載せてはならない。

④イラストを載せる載せないについての明確な広辞苑編集基準があり(?)、それに従ってイラストを載せないだけだ。

⑤「かわはぎ」があまりにも醜い顔をしている(?)から、イラストを載せるに忍びない。

⑥「かわはぎ」にはイラストで姿を明確にするほどの価値が「うまづらはぎ」よりもないから、イラストを載せない。

⑦単なる気まぐれでイラストを載せているので、特に「かわはぎ」のイラストを載せなかった理由はない。

⑧たまたま「かわはぎ」のイラストがなくなってしまったときに原稿の〆切を迎えてしまい、しかも、校正時にイラスト原稿がないことがチェックされなかったというお粗末があったためにイラストが載らなかった。

⑨「かわはぎ」のイラスト執筆者が、原稿〆切までにイラストを描き終えることができず、しかも見切り発車で印刷がなされたので、イラストが載らなかった。

 どれもこれもつまらない理由ばかりだ。イラストのない「かわはぎ」にとっては、これが本当の「いい面の皮」というわけだ。

どこにいるの? について

「がんばったら疲れる。疲れたら休む。休んだらがんばる。」ということにしておこう。
カテゴリー: 怪しい広辞苑 パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中