恐怖シリーズ339「旭日旗モチーフ?」⑧

 このように、太陽も月も星には違いないのだが、多くの国旗のデザインは、星と太陽と月の三種類のデザインであふれている。つまり、これらは国旗と相性のよい、普遍性の高いデザインの素材であり、特別なものではないのだ。
 どれも人の手によって犯されがたい、汚されがたい存在であり、恵みであり、癒やしであり、畏れであろう。国もそうでありたい、それらにあやかりたい、それらの流れを汲むものでありたいと願うのは、自然な思いだ。それ故に、国旗にふさわしいデザインとして、多く取り入れられていると考えてよいと思う。
 さて、星の角の数が多いものや、直接に太陽を模したデザインを使っている多くの国旗は、そのまま「旭日旗」を連想させるものとして、「その旗は旭日旗を連想させるから気分が悪いので、すぐにでもデザインを変えてほしい。」とねじ込まれる可能性があるので注意が必要だ。
 その予防のために、デザインの由来や意味を明確にして公表しておくなど、入念に備えておくことが被害国にならないためには、最低限必要なことだろう。「旭日旗を連想させる国旗だから親日国に違いない。何か被害を与えてやろう。親日国でなくても、気旭日旗を連想させるデザインの国旗をいつまでも使い続けているとは、戦犯国の肩を持つと見なせるから、気分が悪い。」と喚きながら接近してくる可能性もあるから、警戒が必要なのだ。
 特に、パラオなどは、日本をリスペクトしてのデザインで、「日章旗」と構図はほとんど同じくし、日本に遠慮する意味で、太陽ではなく月にしたという説があるから十分に用心された方がよいだろう。それは単なる説だと主張しても、なぜか勘弁してはくれないだろう。道理は通用しないのだから仕方ない。そういう不思議な民族性を持った人々の割合が非常に多いと見て、対策を取っておくのが無難だろう。
 「丸いデザインは月なんだけど。」とパラオの人々が主張しても、朝鮮半島に住む人々は、「いや、仮に月であったとしても、それは太陽によって光っているのだから、日章旗の印象を彷彿とさせるに余りある。その日章旗の印象からどうしても旭日旗を連想してしまうから気分が悪い。だから、そのデザインを変えてほしい。」などと無理なことを、鼻息も荒く、押し通そうとする可能性も高い。余程準備をしておかないと、何の権利によってか知らないが、国旗さえも変えさせられかねないのだ。
 では、次に言いがかりをつけられ、ねじ込まれる可能性の高そうな国旗を挙げてみよう。
 ただし、角が六つ以下の星印は、描く目的が太陽ではあっても、単なる星ということにし、角が七つ以上の星印は、太陽と同類の輝きの強さを持つ、太陽に準じるものとして、仮に決めた場合の話ということにして、今回は選んでみようと思う。
 角の数を基準にした根拠はないが、仮に何か基準を決めないと話が進まないということと、他に区別する材料もないので、そのようにした。ただ、六芒星という言葉があるように、角が六つのものについては、「星」という呼び名があるので、角が七つ以上のものと、六つ以下のものとに分け、六つ以下のものを星印のデザインとするのは、あまり無理がない基準なのかもしれないとは思う。
 また、明らかに太陽のデザインであると思われるものでも、その周囲に光や炎など、何も飛び出して描かれていないものがある。そうではあっても、そのデザインの中に「日章旗」のおもかげを見出し、さらにそこから「旭日旗」を連想するであろう人々がねじ込んでくるであろう。
 ただし、これらの分類の内どちらか判断しかねるものもないわけではない。その場合はどちらかといえばという判断で分類した。また、国旗にかかわらず国際機関等の旗もクレーム対象となり得るので含めた。
 とにかく、どの国がどのように星印を解釈しようと、そのようなこととは無関係に腹立たしくなるようだから、どのように解釈すべきだといっても始まらない。相手国の国旗に込めた深い思いなどは無視して、自分たちの解釈だけで相手国のデザインを評価し、しかも実力行使をするという姿勢は、いかに国際社会で認めらないものであっても、関係ないようだ。
 それが理由となって、国際社会の中で認められない存在になっていくというところまでは考えないのは、威勢だけがよく、実質的には国際社会での地位を低めていくもので、今後の国を担う自国の次世代以降の若い人たちの立場を無くすというとになるのだから、愛国心の欠如した態度だとしか言いようがない。他国ながら悲しいことだ。
 
① 旭日旗を連想されてしまいやすいと今回考えた「角が七つ以上の星印」を国旗のデザインに含めている国
 クリスマス島 ココス諸島 ネパール(上の三角旗) ヨルダン アゼルバイジャン オーストラリア

② 旭日旗を連想されてしまいやすいと今回考えた「周囲に放射する光や炎と見なせるものが少しでも描かれている丸印」に由来するデザインを国旗のデザインに含めている国
 カザフスタン キルギス 中華民国 マレーシア フィリピン インド ネパール(下の三角旗) カザフスタン ルワンダ マラウイ ナミビア アンティグア・バーブーダ フランス領グアドループ アルゼンチン ウルグアイ キリバス マーシャル諸島 ナウル 

③日章旗を連想し、連想した日章旗から旭日旗を連想されてしまいやすいと今回考えた「白色、黄色、赤色の丸印」に由来するデザインを国旗のデザインに含めている国(日本は除く)
 独立国家共同体 イスラム協力機構 石油輸出機構 湾岸協力会議 朝鮮民主主義人民共和国 モンゴル ラオス バングラデシュ 北大西洋条約機構 グリーンランド アラブ・マグレブ連邦 イスラム諸国会議機構 ウガンダ ブルンジ 米州機構 カリブ共同体 ドミニカ国 グレナダ ベリーズ パラグアイ オランダ領ボネール島 ベリーズ ロード・ハウ島 ニューカレドニア パラオ チャタム諸島 パルミラ環礁 ウェーク島 

④旭日旗を直接に連想されてしまいやすいと今回考えた国旗のデザインの国
 マケドニア共和国 セーシェル チュニジア ニジェール フランス領ポリネシア ジョージア イギリス イギリス国旗を自国のデザインにそのまま縮小して配置しているデザインの全ての国々 

⑤旭日旗を直接連想されそうであったり、日章旗への連想を介して旭日旗を連想されそうな州旗の類
 <アメリカ合衆国>
 アラバマ州、アリゾナ州、コロラド州、フロリダ州、カンザス州、ケンタッキー州、ミシガン州、モンタナ州、ニューハンプシャー州、ニューメキシコ州、ニューヨーク州、オハイオ州、オレゴン州、サウスダコダ州、フロリダ州(昔の)、ミネソタ州(昔の)、ジョージア州(昔の)
 <ロシア>
 ブリヤート共和国、イングーシ共和国、カラチャイ・チェルケス共和国、サハ共和国、ハカス共和国

どこにいるの? について

「がんばったら疲れる。疲れたら休む。休んだらがんばる。」ということにしておこう。
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